Fighting Tops and Regional Traditions of Kyushu

けんかごまの分類、芯の形、九州各地に見られる形の違いを紹介します。

相手のこまと競い合う遊びから発達した、形も勝負法も多彩なこまです。

旧サイトの記録を読むにあたって

鋭い金属芯を持つ古いけんかごまは、人や物に当たると危険です。本ページは文化資料として紹介するもので、実際に遊ぶ際は安全な用具と十分な距離を確保してください。

分類上の「けんかごま」

たたきごまに似た胴の着地部分へ芯を付けた形で、海外の投げごまにも広く見られます。日本の足長型投げごまより技を行いにくく、多くは地面で回します。必ず勝負に使うとは限りませんが、旧サイトの百科事典では、この形を分類上「けんかごま」としています。

九州けんかごまは、鋭い芯で相手のこまを割る遊びへ発達しました。芯は「けん」「じん」などと呼ばれ、かつぶし、やり、ひし、まる、よきなどの形があります。長崎県島原には長い三角形の刃を持つ例もあり、幼い子ども向けには金属ではなく木の芯も考案されました。

形に表れる地方色

  • 平ごま――博多系。福岡県春日など
  • へそごま――佐賀・大分系。佐賀県鳥栖の姫方ごまなど
  • とんぼ・かぶと――熊本系
  • ぼうず――長崎系
  • うちかけごま――大分県別府
  • 大分白ごま――大分県大分
  • 熊取ごま――大分県日田
  • 鉄輪けんか――福岡県久留米
  • けんかごま――沖縄県宮古島
  • 松笠だんがい――長崎県

九州けんかごまの調査ノートをRead →

旧サイト「Spinning Top Encyclopedia・けんかごま」の文章を、読みやすさと今後の更新性を考えて再構成しました。収蔵品写真と詳しい出典は順次追加します。

けんかごまの形と芯

九州各地の形や芯の違いを記録した、旧サイトの収蔵品写真です。